旅先で寄りたい“観光スタバ”とは?日本各地の名店を厳選紹介

前回の「スターバックスの歴史をわかりやすく解説|日本上陸から観光地化する人気店舗まで」では、スターバックスの創業から日本上陸、そして全国展開の歩みを解説しました。今回はその続編として、日本各地で“建築・景観・地域文化”を体験できる、観光スポット化したスターバックスの名店を厳選紹介します。

単なるコーヒーチェーンを超え、街並みや歴史建築と調和した“目的地になる店舗”が増えているのがスターバックスの大きな魅力。旅行やお出かけのプランに加えるだけで、いつもの一杯が特別な体験になります。

京都・二寧坂ヤサカ茶屋店の見どころ

古都・京都の街並みに溶け込む、町家を活用した人気店舗。暖簾が掲げられた趣ある外観と、畳でくつろげる和のしつらえが魅力です。京丹後の織物を張地に用いるなど、細部まで地域文化への敬意が込められています。

  • 特徴的な暖簾と町家の外観が情緒たっぷり
  • 畳スペースで“お茶屋”気分のくつろぎ体験
  • 京丹後の織物など、素材選びにもこだわり

兵庫・神戸北野異人館店の見どころ

もとはアメリカ人が所有していた洋館が、阪神・淡路大震災を経て神戸市に寄贈され、スターバックスとして再生。居住空間の名残や豪華なシャンデリアが異国情緒を演出し、国の登録有形文化財にも指定されています。

  • 歴史的洋館で味わうノスタルジックな時間
  • かつての生活の痕跡を感じる内装と調度
  • 登録有形文化財の重みある空間体験

福岡・太宰府天満宮表参道店の見どころ

建築家・隈研吾氏による木組みの意匠が圧巻。釘を使わず木材のみで組み上げたファサードと天井は、約2,000本の木材が織りなす芸術的な空間。奥庭には太宰府天満宮の象徴・梅の木が配され、参道の空気感と調和します。

  • 釘を使わない“木組み”の大胆な建築表現
  • 約2,000本の木材が生むダイナミックな陰影
  • 梅の木を望む奥庭でひと休み

福岡・門司港駅店の見どころ

国内で駅として初の国指定重要文化財・門司港駅の旧第三待合室にオープン。歴史的駅舎の趣を生かしつつ、テーブルや一部内装に実際の鉄道レールを用いるなど、鉄道文化へのオマージュが随所に光ります。

  • 重要文化財の駅舎で味わう特別なコーヒータイム
  • レール材や蒸気機関車を想起させるサインなど遊び心
  • 歴代ロゴをあしらった鉄板展示も見どころ

長野・信州善光寺仲見世通り店の見どころ

店内の木材はすべて長野県産にこだわり、5種類の木を使い分けた温もりある空間。2階には小上がりを設け、日本文化のしつらえを体感できます。建物を支える大きな梁をあえて見せ、建築の歴史も感じられる設計です。

  • 長野県産木材を使い分けた“地産地消”の内装
  • 小上がりで和のくつろぎを満喫
  • 大梁の現しで建築の力強さを体感

東京・新宿御苑店の見どころ

環境省管轄の国民公園・新宿御苑の園内に位置する希少な店舗。庭園の眺望や、春には桜を望むテラス席が人気です。都心とは思えない緑に包まれた“都会のオアシス”で、季節の移ろいを感じながら一息つけます。

  • 国民公園の豊かな緑を望むロケーション
  • テラス席で四季の景観を満喫
  • 散策の合間の休憩スポットとして最適

観光スタバをもっと楽しむコツ

  • 混雑を避けるなら朝の時間帯や平日を狙う
  • 建物や周囲の景観を尊重し、撮影マナーを守る
  • 周辺の名所・商店街とセットで回ると満足度アップ
  • 営業時間・入園条件などは事前に公式情報で確認する

参考情報

スターバックス – Wikipedia

スターバックス コーヒー ジャパン – Wikipedia

【ご当地スタバ】日本各地にある必ず行きたい地域限定スターバックス11選 – Mola

まとめ

観光地化したスターバックスは、コーヒーを味わうだけでなく、建築や景観、地域文化に触れられる“体験型の目的地”。旅の行程に組み込めば、記憶に残る一杯になります。次のおでかけで、気になる店舗に立ち寄ってみてください。