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ヤンマーがロボアニメ制作!?「未ル」とは一体何なのか?

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ヤンマーってあのヤンマー???

ですです。
一体どういうことなのか、調べてみましたよ!

ヤンマー!?

産業機械メーカーで知られるヤンマーが制作・プロデュースを手がけるアニメ「未ル」のプロジェクトが発表されました。

CMなどの企業PRにアニメーションを使用する企業は多数ありますが、アニメーション制作・プロデュースまでもを企業が手掛ける作品であること、機械を作る会社が手掛けるロボアニメということで、静かな話題となっています。

「人と自然の対峙と調和」がテーマのロボアニメ

現在発表されている概要です。

・制作・プロデュース:ヤンマーホールディングス株式会社
・協力:btrax Japan合同会社
・脚本:森田 繁さん(スタジオぬえ)
・公開時期:2024年予定
・あらすじ:主人公が未来を変えるべく、仲間たちと力を合わせて努力し、ロボットと関わりながら成長していく物語

また情報が少ないながらも「人と自然の対峙と調和」をテーマとして掲げており、これはヤンマーが掲げている「わたしたちは自然と共生し生命の根幹を担う食料生産とエネルギー変換の分野でお客様の課題を解決し未来につながる社会とより豊かな暮らしを実現します。」というミッションステートメントに通じています。

アニメーション制作に関して既存の会社の情報が少なく、作風に関しては未知数に近いですが企業が全面に出ている力の入ったプロジェクトであることが伺えるので強い期待が持てます。

クールながらもヤンマーらしさが見られるロボに注目

未ルの公式サイトではキーヴィジュアルおよびコンセプトビデオが公開されています。

活発そうな少女とヒューマン型の白いロボットが描かれていますが、ロボの背中にはショベルカーなどのアームが付いているのが確認でき、ヤンマーらしさに満ちたデザインが印象的です。

またこの少女の髪の色が赤であるあたりにもヤンマーらしさが伺えます。

このロボットはヤンマーの農業機械やグラフィックなどのデザインに取り組んでいるヤンマーの社内デザイン室がロボットデザインの原案を担当しているとのことで、直線的ではない有機的なフォルムが非常にセンスを感じられます。

さらに7月1日から4日までにロサンゼルスで開催されたAnime Expo 2023では、この未ルの巨大なロボが展示され、その姿が多くの人の興味を引いたようです。

企業としてのメッセージを込めた作品になりそう

未ルについて、ヤンマーが発表したPR内の文章では

「当社は、「省エネルギーな暮らしを実現する社会」、「安心して仕事・生活ができる社会」、「食の恵みを安心して享受できる社会」、「ワクワクできる心豊かな体験に満ちた社会」を構築し、持続可能な社会「A SUSTAINABLE FUTURE」を実現することをパーパスに定めています。

昨今、海外で「アニメ」という単語が、一般的には日本のアニメを指すように、日本が誇る文化であるアニメは今や世界中で共通言語となりつつあります。また動画配信サービスの普及により、世界のどの国でも日本のアニメを観ることが可能となりました。本作の制作は、アニメをきっかけとした海外での認知拡大の取り組みの一つです。加えて、持続可能な社会の実現という世界共通の目標を、アニメのストーリーにのせて描くことで取り組みへの共感を増やしたいと考えています。」

との事で、先述のあらすじやコンセプトムービーの中からも一次産業である「農業」に携わる企業ならではのメッセージを感じます。

これらのメッセージが作品のテイストとしてどのように作用するのか興味深いです。

企業が手掛けたアニメは過去にも

過去に企業が手掛けたアニメとしてはアニメーション制作会社のGAINAXと自動車メーカーの富士重工業(現・SUBARU)によるアニメプロジェクト「SUBARU x GAINAX Animation Project」の「放課後のプレアデス」があり、2011年にプロモーションの一環としてyoutubeにてWebアニメとして公開され、その後の2015年にTVアニメとして制作・放送されました。

作中では物語の主人公のすばるやその仲間が使う魔法の杖がスバルの車のドライブシャフトをモチーフとして利用しており、杖を使った際のSEが車の排気音が使われるなど、自動車メーカーのスバルらしい遊び心を感じさせる演出がありました。

もしかすると未ルでもこういった演出が見られるかもしれませんね。

ヤンマーのロボットアニメ、期待せずにいられません

機械に携わる企業がロボアニメの制作を手掛けるという部分だけでもかなりワクワクしてしまいますが、現在詳細な情報としては2024年呼応会予定とのことで、映画なのかテレビ放送なのか、どのような形で目にすることができるのかまだわかりませんが、畑違いである企業が新たに新たに手掛けるアニメプロジェクト、まずはどのようにアニメーション作品を仕上がるのか、期待して見守りたいですね。

これは公開が楽しみですね!!
ロボアニメは正義!!!

正義かどうかは知りませんが…笑
楽しみなのは確かですね♪