冬の乾燥とペットの安全、どちらも守りたい

冬は手指や身体の乾燥が気になり、ハンドクリームやボディクリームを使う機会が増えます。ですが、人の肌にうれしい成分でも、犬や猫が舐めると負担になる場合があります。とくに、愛犬・愛猫は人の手や顔を舐めることがあり、その後に自分の肉球や被毛を舐め戻すことも少なくありません。だからこそ、ペットと暮らす人は、乾燥対策アイテムの成分選びと使い方に気を配ることが大切です。

犬・猫が舐めると注意したい成分

以下は、犬猫と暮らす人がハンドクリームやリップクリーム、ボディクリームを選ぶ際に、とくに注意したい代表的な成分例です。個体差や製品の濃度・配合によって影響は異なりますが、基本的には避けるか慎重に取り扱いましょう。

犬で注意したい成分

  • 精油・アロマオイル(ティーツリー、ユーカリなど精油由来成分全般)
  • アルコール(エタノールなど)
  • 尿素(高濃度配合の角質柔軟目的のもの)
  • 強い香料・刺激性のある清涼成分

猫で特に避けたい成分

  • 精油・アロマオイル(猫は一部の成分を代謝しにくいとされる)
  • アルコール(エタノールなど)
  • 一部の植物成分・植物エキス(精油由来を含む)

少量でも体調不良を引き起こす可能性はゼロではありません。もし嘔吐や元気消失など気になる様子があれば、早めに動物病院へ相談してください。

ペットの乾燥対策に役立つアイテムの選び方

  • 無香料・アルコールフリー・精油不使用の表記があるものを選ぶ
  • 成分表示がシンプルで、刺激になりにくい処方を選ぶ
  • 塗布後すぐにペットが舐めないよう、完全に馴染むまで触れさせない
  • 就寝前や散歩前など、舐めにくいタイミングで使用する
  • 手に取りすぎず、必要量だけを薄く均一に塗る
  • ペットに直接人用の化粧品を塗らない(用途外使用は避ける)
  • 使用前に最新の成分表示を確認し、不安があればメーカーや専門家に問い合わせる

筆者が使っている犬猫に配慮したハンド・リップ・ボディクリーム

犬猫と一緒に暮らす人のためのハンドクリーム(HBAH Project)

商品名のとおり、ペットと暮らす人向けに配慮されたハンドクリーム。犬猫のイラストがあしらわれた可愛いデザインで、伸びがよくベタつきは控えめに感じます。価格はやや高めですが、安心感を重視したい人に向いています。ギフト用のラインもあり、プレゼントにも選びやすい点が魅力です。

犬猫と一緒に暮らす人のためのリップクリーム(HBAH Project)

同シリーズのリップクリーム。無香料派でも使いやすい使用感で、日常使いに取り入れやすいと感じました。ハンドクリーム同様、成分表記の確認を習慣にしましょう。

ロニーボディクリーム(マッサンペットフード)

非常になめらかで、手に取りすぎると落としそうなほどの軽いテクスチャー。伸びが良く、全身に使いやすいのが特長です。こちらの企業はボディクリーム以外に化粧水や乳液も展開しており、ペットと暮らす人が選びやすいアイテムが見つかります。

いずれのアイテムも、購入前に最新の成分表示を必ずご確認ください。使用感は筆者個人の感想です。

環境からできるペットの乾燥対策

  • 室内湿度はおおよそ40〜60%を目安にキープ(加湿器や部屋干しを活用)
  • 人もペットもこまめに水分補給できるよう環境を整える
  • 手洗い後は早めに保湿し、完全に馴染むまでペットが舐めないよう配慮
  • 被毛ケアや肌トラブルの不安があれば、獣医師・トリマーに相談

まとめ

ペットの乾燥対策では、「成分チェック」「適切な使い方」「環境ケア」の3点が大切です。精油・アルコール・強い香料などは避け、無香料・低刺激のアイテムを選びましょう。塗布後すぐに舐められない工夫や、室内の湿度管理も効果的です。筆者が使っているハンドクリーム、リップクリーム、ボディクリームも参考に、愛犬・愛猫と自分の快適さを両立させてください。