【両津勘吉×天国警察】「面倒くさい」の連鎖!亀有で起きた大パニックあらすじ&見どころ
天国警察と亀有で連鎖する「面倒くさい」の渦――あらすじ概要
天国警察では、魔法使いのリカが下界課の部下・素本(すもと)を探していた。几帳面さに欠ける素本は「読めればいい」と数字の並べ方すら適当に済ませ、上司の花山に叱責される始末。
自分が叱られるのは下界が几帳面すぎるせいだと逆恨みした素本は、下界へ降りて住民たちを「適当に、ゆるく」させることを画策する。
物語の流れ
天国警察での問題発生
素本は反省するどころか、下界の価値観を変えようと決意。独自開発の「面倒になる弾」をライフルに装填し、標的に放つ準備を進める。
亀有派出所で起きた異変
一方その頃、亀有派出所では両津が部長に報告書の内容が毎回同じだと叱られ、「毎日コツコツ積み重ねることが大事だ」と説教を受けていた。そこへ素本が放った「面倒になる弾」の影響が及び、事態は思わぬ方向へ転がり始める。
部長が両津の机を片付け、仕事の見本を示していた最中、周囲の人々が突如「面倒くさい!」と投げ出して床に転がりだす。秘書風の男が中川に米ファンド会社・マリコ・ブラザーズの倒産を報告するが、中川も「面倒くせえ!」と電話を放り投げ、「潰れりゃいいじゃん」とやる気を完全喪失。麗子も同様に投げ出しモードに入り、両津と秘書は目の前の異様な光景に困惑する。
両津に効かない? 素本の誤算
両津までが「面倒くさい」と言い出すが、実は「面倒になる弾」は彼に当たっていない。両津は茂みに潜む素本を見つけ、「あいつの仕業だろ」と直感。素本は両津を大人しくさせようと「ネガティブ弾」を撃つが、両津はおもちゃ扱いして一向に効かない。
隣の秘書に命中させると効果はてきめんで、彼は頭を抱えて落ち込んでしまう。続けて素本は「人生どん底弾」を両津の頭に撃ち込むが、両津は「地獄の窯の底から這い上がってきたから、どん底なんてどうってことねえ」と意に介さず、ついには素本の胸ぐらをつかむ。
最終兵器も不発、花山が駆けつける
最後の切り札として素本は「人間失格弾」を用意するが、両津はすでに自らを「人間失格」と認めているため効果がない。そこへ花山が駆けつけ、案の定、部長たちが床で転がっている惨状を目の当たりにする。
翌日の葛飾署は大パニック
翌日、葛飾署では前日の出来事が話題に。中川と麗子はどうにも信じられない様子だ。署内には遺留品としてガトリングガンが置かれており、花山が後で回収すると伝えていたが、部長と署長がうっかり触れてしまう。
その瞬間、署内の警官たちが次々と「面倒くさい」と倒れ込み、現場は大混乱。事態を収拾できない部長と署長はパニックに陥り、両津は頭を抱える――というオチで幕を閉じる。
見どころ・注目ポイント
- 几帳面vs.大雑把という価値観の衝突が生むコメディ要素
- 「面倒になる弾」をはじめとする奇想天外なガジェットと、その効き目の落差
- 両津の圧倒的メンタルと逆境耐性が生むギャップ笑い
- 亀有派出所から葛飾署へと広がる、ドミノ倒しのような混乱劇
- 社会風刺的に描かれる「働き方」と「几帳面さ」のトーンコントロール
まとめ
天国警察の暴走から亀有の大パニックまで、「面倒くさい」が伝染していく連鎖コメディが痛快。奇抜な弾丸と両津の不屈ぶりが生む掛け合いは、テンポ良く最後まで笑いを引き寄せます。几帳面と大雑把、その境界線をユーモラスに描いた一編として楽しめるでしょう。