飛行機や新幹線で耳が痛い原因は「鼓膜の薄さ」だった|診断と手術を受けた実体験
はじめに
「鼓膜の薄さ」が影響して、飛行機や新幹線、エレベーターなど気圧が変わる場面で強い耳の痛みに悩まされてきました。幼少期からの耳鼻科通い、高校の修学旅行での激痛、そして診断と手術までの実体験をまとめ、同じ悩みを抱える方へ役立つヒントもご紹介します。
幼少期から続く耳のトラブル
幼い頃から耳が弱く、よく耳鼻科に通っていました。小学生になってからも中耳炎を繰り返し、学校帰りに一人で受診することも多いほどでした。低学年の頃は私が先に受診し、母が後から支払いに行くのが定番。高学年になると、こっそりお金を持って行ってその場で支払うようになりました。
飛行機・新幹線で襲った激痛と「理由不明」の時期
高校の修学旅行で初めて飛行機に乗ったとき、尋常ではない耳の痛みに襲われました。帰りの便でも痛みは変わらず、「飛行機に乗ると痛くなるんだ」と思いつつも理由は分からないまま。
次に強烈な痛みを感じたのは新幹線。駅の発着時やトンネル通過時に特に痛みが増し、「新幹線もダメなのか」と悩みは深まっていきました。
日常生活にも広がる違和感と痛み
やがて痛みは日常にも広がりました。高速で昇るエレベーター、車での山道、さらには高層階で窓を閉めて換気扇を回しただけでも痛むことがあり、どうすることもできず耐える日々でした。
- エレベーターで一気に上昇・下降する時
- 山道やトンネルでの気圧変化
- 密閉空間で換気扇を回した時のわずかな気圧差
着陸後の違和感が2日以上続き受診へ
ある日、飛行機で研修に向かった際、着陸後の耳の違和感が2日以上続き、耳鼻科を受診しました。そこで初めて原因が分かりました。
診断:「鼓膜が反対に裏返っている」状態
医師からは、気圧変化の影響で鼓膜が内側に強く引っ張られ、いわば「裏返った」ような状態になっていると説明を受けました。飛行機や新幹線での激痛も、この状態が背景にあるとのことでした。
初期の治療:鼻から空気を送って戻す処置
当時の治療は、鼻から空気を送り鼓膜の位置を戻すというもの。荒療治ではありましたが、その場で改善が見られる方法でした。
鼓膜の薄さとは?気圧変化との関係
私の場合、「鼓膜の薄さ」や耳管(じかん)のはたらきの弱さが重なり、気圧差に過敏に反応していたようです。一般的には以下のようなことが起きやすくなります。
- 気圧差で鼓膜が大きく変形しやすい
- 耳抜きがうまくできず、痛みや違和感が長引く
- 飛行機・新幹線・エレベーターなどで症状が出やすい
根本的な改善へ:鼓膜チューブ挿入手術
台風前など日常でも痛みや違和感が続くため、医師に相談し、鼓膜に小さな穴を開けてチューブを入れる手術を受けました。これにより気圧差が調整され、驚くほど快適に。
一般的には半年ほどでチューブが自然に取れることもあるそうですが、私の場合は10年以上留まっていました。チューブが外れると鼓膜の穴は自然に塞がることが多いようですが、私は現在も穴が塞がらないまま、痛みや違和感なく快適に過ごせています。
同じ悩みを持つ方へ、体験からのヒント
個人差はありますが、私の経験から「無理せず専門医に相談する」ことが最短ルートでした。日常で意識したポイントも参考までに挙げておきます。
- 痛みや違和感が続く場合は早めに耳鼻科へ
- 飛行機や新幹線では、あくび・嚥下・飴やガムで耳抜きをサポート
- 気圧対策用の耳栓を活用
- 鼻炎やアレルギーがある場合は事前にケア
- 痛みが強いときは無理をせず医師の指示に従う
まとめ
幼少期からの耳のトラブルは、「鼓膜の薄さ」と気圧変化への弱さが重なって起きていました。診断を経て鼓膜チューブ挿入手術を受けたことで、長年の痛みと違和感から解放され、今は快適に過ごせています。
同じような症状で悩んでいる方は、一人で我慢せず早めに耳鼻科で相談してみてください。この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。体験談や質問があれば、ぜひコメントで教えてください。
