秋の気圧変化と「気象病」—私の体験と向き合い方
10月下旬になり、ようやく秋めいてきました。先々週あたりから日本各地で台風が続き、直撃した地域もあります。台風の前後は気圧の上下が激しく、私の体調にも大きく影響します。
私は気圧の変化で倦怠感やめまいが出やすい、いわゆる「気象病」の傾向があります。以前は台風が去った後など、気圧が上がるタイミングで症状が強く出ていましたが、今年は台風が近づく前の気圧低下時にも倦怠感やめまいを感じる日が増えています。
気圧変化で現れる症状(倦怠感・めまい)
台風前後と症状の出方
気圧が下がる前(台風が来る前)も、上がった後(台風が去った後)も、身体がついていかずにふらつきや強いだるさが出ます。特に気圧が大きく動く週は、日内でも波があり、集中力が落ちやすくなります。
低血圧・低体温だった頃とその変化
少し前まで私は上下ともに血圧が極端に低く、測定値を見るたびに医師に確認されるほどでした。さらに体温も低めで、平熱は35.2℃前後が当たり前。他の人には微熱の37℃でも、私には高熱のように感じて数日寝込むことがよくありました。
平熱が上がって改善したこと
ここ3年ほどで平熱が上がり、朝の起きづらさがかなり改善しました。理由ははっきりしませんが、年齢による変化に加え、冬は白湯、夏は常温の水を飲むなど、冷え対策の習慣が影響したのかもしれません。
体温が急低下した一日の記録
過去に一度だけ、横になったまま体温が33.9℃まで下がったことがあります。起き上がれず、横になっていてもめまいが続く状態でしたが、その日は安静にして過ごし、翌日には治まりました。原因は分からず、病院には行きませんでした。
朝起きられない・立ちくらみへの対処
以前は朝、起き上がろうとしてそのまま後ろに倒れてベッドに逆戻りすることもありました。立ちくらみも多かったため受診したところ、自律神経や起立性の問題が疑われ、医師からは「起床前に軽い運動をしてから起き上がる」よう勧められました。実践してみると、朝起きられない日は大幅に減りました。
医師に言われて効果を感じたこと
- 起床前に足首を回す、足をバタバタ動かす、手を握ったり開いたりして血流を促す
- いきなり起き上がらず、横向き→座位→立位と段階を踏む
- 白湯や常温の水でこまめに水分補給をする
秋冬に備えるセルフケアのコツ
季節の変わり目や寒くなる時期は、症状が出やすくなります。無理のない範囲で次のような工夫をしています。
- 気圧の予報をチェックし、負担の大きい予定は無理に詰め込まない
- 身体を冷やさない服装・寝具に見直しをする(首・お腹・足首を温める)
- 睡眠と食事のリズムを整え、極端な夜更かしや朝食抜きを避ける
- 症状が強い日は「休む」判断を優先し、長引く場合は医療機関に相談する
まとめ
気圧変化による倦怠感やめまいは、私にとって季節の合図のようなものです。平熱の変化や起床前のひと工夫で以前より楽になりましたが、秋冬は「体調と布団の戦い」になりがち。自分の傾向を知り、無理のないセルフケアで乗り切っていきたいと思います。
同じように気圧変化でつらい方は、まずは起床前の軽い運動や保温、水分補給などできる範囲から試してみてください。つらさが続く場合は、早めに医療機関へ相談を。あなたの体験談や工夫も、ぜひコメントで教えてください。
