台湾史上最恐のホラー映画として名高い「呪詛」がPC向けにゲーム化されます。
制作するのは台湾のゲームデベロッパー会社のSOFTSTAR ENTERTAINMENTで、現在発売に先駆けてSteamのページが公開されています。
「史上最恐」と呼ばれるホラー映画のゲーム化
このゲームの原作となっているホラー映画「呪詛」は「台湾史上最も怖い」と評され、現地では興行収入1億7,000万台湾ドル(約7億6,000万円)を記録し、Netflixでも2022年に7月に世界中に公開された作品です。
主人公のリー・ルオナンは、6年前に訪れた宗教施設で禁忌を破ってしまい、彼女に関わる全員に不幸が降りかってしまう呪いを受けてしまいます。
そしてその呪いは彼女の娘・ドゥオドゥオにも伝播してしまい、彼女たちの身には次々と呪いによる影響が訪れていく…原因が6年前の事件にあると確信したルオナンはある行動を起こす…というストーリーで、恐ろしいことに2005年に台湾で実際に起こった事件を題材とした作品でもあります。
本作は日本向けにも公開されており、記録動画というスタイルで撮影された「ファウンド・フッテージ」形式で進んでいき、全編が登場人物によって撮影された映像の中で進行します。
SNSで名も知らぬ誰かの撮影した動画を観ることが身近となっている現代ではそれが臨場感と緊張を呼ぶ演出となっていて、実際に起きた事件を題材としているところから来るリアリティも合わさり、日常を蝕んでいくような恐怖感から「観ると呪われる」「史上最恐」など、SNSなどでも話題となった作品です。
ゲームは映画と同じ「陳家村」が舞台で日本語対応!
ゲーム版の「呪詛」は1人称視点のミステリーホラーゲームとなっており、映画にも登場した「陳家村」の裏に潜む恐ろしい話を明らかにしていきます。
行方不明の娘を探している母親が、この恐怖と狂気に満ちたカルトの村に偶然入り、謎を解明していく中で「邪神のタブー」を破るとどうなるのかがキーポイントとなるようです。
またいつどこから悪意が襲ってくるか分からないので、静かに行動を起こす必要があるようです。
その中で遭遇する出来事は謎に包まれていますが、それを解き明かす事で何が起きるのか・・・?
恐怖と謎に包まれた陳家村はきっと数多くの人の悲鳴が木霊することになるのでしょう!
公開されているトレーラー動画では洞窟内をさまようゲーム画面を確認でき、不気味な映像と恐怖感を煽る音響を確認することが出来ます。
アジアンテイストを感じられる不気味な雰囲気は、日本のホラーゲームですと「零」シリーズなどと近いものが感じられますね。
Steamのストアページ情報によると、対応言語に日本語も含まれているため、安心してプレイできますね。
ただ現時点ではフル音声は日本語は不対応となっていますが、海外製の英語ボイスのホラーゲームでも十分楽しめることを考えると、日本語ボイスがない場合もそこまで懸念すべき点ではないと思われます。むしろ文字ベースできちんと読まないと理解できない分恐怖から逃げられない、という事になりそうですね・・・!
発売日は現在未定。ウィッシュリストに追加して動向に注目しよう
気になる発売日ですが、2023年12月現在では未定となっています。
さらなるゲーム情報などの続報が待たれますが、Steamではウィッシュリストに追加しておくとリリース時やセール時にメール通知が来るなど作品の情報をつかみやすくなりますので、ウィッシュリストに追加の上、続報を待ちましょう!
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