かいけつゾロリ『妖怪学校』あらすじ完全まとめ|ドラキュラ・ゴーゴン・狼男・ミイラ男の大騒動(ネタバレあり)
導入文(ネタバレあり)
本記事では、かいけつゾロリが妖怪学校の校長先生や4匹の妖怪と関わるエピソードのあらすじを、読みやすく整理して紹介します。ネタバレを含むため、内容を知りたくない方はご注意ください。
旅の途中、狐のゾロリとイノシシの双子・イシシとノシシは、4匹の妖怪と妖怪学校の校長先生に出会います。怖がってもらえないことが悩みの彼らは、町へ出ても歓迎されるばかり。そこでゾロリは「本物の恐怖」を演出し、町を恐怖のどん底に落とす作戦を立てます。
登場キャラクターと舞台
- ゾロリ:発明と変装が得意なトリックスター。
- イシシ&ノシシ:イノシシの双子。ほくろがある方がノシシ、ない方がイシシ。
- 妖怪学校の校長先生:妖怪たちの“怖がられない”悩みを抱える。
- 4匹の妖怪:ドラキュラ/ゴーゴン/狼男/ミイラ男。
町では妖怪たちが面白がられてしまい、町長の計らいで豪邸に泊められる始末。だらける妖怪たちを見かねたゾロリは、恐怖演出の総指揮を執ります。
妖怪マシーンで恐怖演出! 作戦の全貌
ゾロリは屋敷を不気味な雰囲気に改造し、妖怪に“なりきる”ための妖怪マシーンを用意します。
- 性格・記憶の吸収:変身対象の妖怪の特徴を吸い取りつつ、変身者に力を付与(あくまで補助的)。
- 学習マシン:吸い取った情報を解析・学習。
- 化粧マシン:外見を徹底再現し、完成度の高いメイクアップへ。
この仕掛けで、ゾロリは次々と妖怪に変身し、町を震え上がらせる計画に挑みます。
ドラキュラ:ニンニクと十字架であっけなく撃沈
イギリス代表とも言える吸血鬼・ドラキュラに変身したゾロリは、中華料理店の客を狙います。
しかし弱点のニンニク(餃子の匂い)と、救急箱の十字がわざわいしてあえなくダウン。初戦から失敗に終わります。
ゴーゴン:鏡の反射で自分が石化
目を合わせた相手を石にするゴーゴンは、常にサングラスが必須。ゾロリは美容院を急襲します。
ところが美容師に“髪の毛代わりの蛇”をいじられ、慌ててサングラスを外してしまい、鏡の反射で自分が石化する大失態に。
狼男:雲間の月で変身ショー化
夜になると狼に変身する狼男。待ち人を脅かすはずが、月が雲に隠れたり現れたりを繰り返し、変身が中断と再開を連発。
結果、恐怖どころか“変身ショー”として笑いの的にされてしまいます。
ミイラ男:包帯トラブルで赤っ恥
全身包帯のミイラ男に挑むゾロリ。ところが出発前、ゴーゴンが包帯を洗濯物と勘違いして巻き取ってしまいます。
包帯不足ですっぽんぽんになったゾロリは、女性たちから「下品!」と逃げられ、恥をかく羽目に。
巨大キョンシーで町を制圧? まさかの展開
連続失敗を受け、ゾロリは中国妖怪の巨大メカ“キョンシー”を完成させ、住民に退去命令。逆らえば暴れさせると脅します。
ところがキョンシーのお札が強力に張り付いて外れません。住民にも手伝ってもらうものの、外れるどころか首元にミシミシとひびが入り、ついには頭部が外れてしまう事態に。
計画は大失敗。しかし結果として、町の人々は妖怪を恐れ、ひいては憎むようになり、それを望んでいた校長先生にとっては“目的達成”という皮肉な結末となりました。
V見どころとテーマ
- 連敗続きでも発明と機転で突破口を探るゾロリの奮闘。
- ドラキュラ、ゴーゴン、狼男、ミイラ男といった定番妖怪の“弱点いじり”によるコメディ。
- 恐怖は作れるのか?というテーマと、結果が皮肉に転ぶオチの痛快さ。
まとめ
かいけつゾロリの“妖怪回”は、恐怖演出が次々と裏目に出るドタバタ劇が魅力。怖さより笑いが勝る展開と、最後に待つ皮肉な結末が後を引きます。
あなたのお気に入りの妖怪シーンや気づきを、ぜひ感想として教えてください。ほかの「かいけつゾロリ あらすじ」も気になる方は、作品ごとの見どころを読み比べてみましょう。