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主人公は将棋に魅せられた吸血鬼!熱い王道将棋マンガ「バンオウ-盤王-」に注目!

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藤井聡太八冠が誕生し、今ホットなジャンルである将棋。

マンガでも数多く将棋を題材にした作品がありますが、今回はその中でももっとも熱いといって過言ではない「バンオウ-盤王-」についてご紹介します。

異色の設定と主人公の将棋への情熱がアツい!

「バンオウ-盤王-」は「少年ジャンプ+」にて2022年12月16日より連載開始され、2023年10月現在、毎週金曜日に最新話が掲載されています。

作者は綿引智也先生、作画は春夏冬画楽先生で、31話より棋士の梶浦宏孝さんが監修を担当しています。

2023年9月時点で単行本は3巻まで発売されており、11月には4巻が発売予定となっています。

次にくるマンガ大賞 2023において「U-NEXT賞」並びに「Webマンガ部門 10位」を受賞するという、今後注目の作品です!

本作のあらすじとしては、

永遠の命を持て余していた吸血鬼・月山が出会ったのは“将棋”。将棋の奥深さに魅了された彼は三百年を経て圧倒的な棋力を手にしていた。人間社会で正体を隠してきた月山だが、馴染みの将棋教室を救うために最高峰の棋戦・竜王戦に挑戦することに! 凡才吸血鬼VS天才棋士。将棋界を揺るがす戦いの幕が上がる!

https://www.shonenjump.com/j/rensai/list/banou.html

となっており、主人公が吸血鬼という設定まではマンガではよくありますが、

将棋漫画で亜人が主人公というのはおそらくは初なのではないでしょうか。

この「吸血鬼」だからこその設定や葛藤がこの作品に熱さを持たせています。

吸血鬼の主人公月山は300年前に将棋に出会い、それ以来将棋の魅力に取り憑かれ

人が一生かけても経験できない莫大な敗北を経験として積み重ね研鑽を積んできました。

プロになりたいという思いはあるけど吸血鬼にはそれも叶わぬ夢として、ネット将棋でGENというネームで打っており、その名は絶対王者のプロである新堂竜王に知られるまでになっていました。

そんな時に、人間のふりをして通っていた将棋教室のオーナーがビルが老朽化が理由で苦渋の決断で教室を畳むことを考えている事を知った月山は、ビルの改装代4000万を稼ぐために、将棋界の最高峰の棋戦である竜王戦での優勝を目指すのです。

こうして始まる300年間将棋を刺し続けてきた「凡才」である吸血鬼と、人間の「天才」であるプロ棋士との戦いという構図になる設定がかなり面白いです!

凡才の吸血鬼ならではの葛藤がドラマ性を生み出す

月山は決して天才ではなく、300年将棋をやり続けてきた努力と情熱ゆえの腕前があり、序盤ではいわゆる無双に近い状態にあるのですが、月山の相手へ対するリスペクトや純粋に勝負が面白いという気持ち、もっと強い相手と打ちたいという熱さが紙面から伝わってくるのです。

一話でGENとしてのネット将棋での対局でプロと対戦するのですが、その試合中に将棋との出会いからこれまでの月山の歩みが回想として描かれ、月山の常人の限界を超えた強さが描写されているのですが、読者にその凄さが演出面と高い作画力から描かれており、一話目からかなり引き込まれてしまいます。

吸血鬼ならではの太陽が弱点であるという設定も活きており、日中は長時間打つことが出来ない体であるゆえの葛藤や出来事も起こり、そもそもの「人間ではない」というところが今後の展開でどうなるのか・・・という先の展開への興味も後を引いてきます。

さらには過去に因縁がありそうな同族の記者や吸血鬼ハンターなども登場するのですが、主要キャラは個性に富んでおり、それでいて嫌味のあるキャラクターが少なく、そのためストレスを感じることがなく読んでいて爽快なのも好印象です!

そんな魅力の高いキャラクターが繰り出すドラマ、そして要所にギャグも混ぜてくるので、将棋漫画というと小難しいという印象があると思いますが、バンオウに関してはその点ではかなりハードルが低いので詳しくない人でも安心して読む事ができる作品です。

アニメ化は可能性あり?!

かつてはジャンプ作品であり将棋に並ぶ、囲碁を題材にしたマンガ「ヒカルの碁」がアニメ化され人気を博し、近年では羽海野チカ先生によるプロ棋士の少年が主人公の「3月のライオン」が実写映画とアニメ化もされ、ヤングジャンプにて連載していた「ハチワンダイバー」がドラマ化されるなど、将棋題材の作品も映像化されてきたことから、「バンオウ-盤王-」のアニメ化の可能性は低くないと思われます。

話題性のある題材ですし、個性豊かな男性キャラクターが多数いる事から女性受けを期待できる点や、なにより作品の持つ熱さや展開の巧みさは面白さはアニメ映えしそうです。

とは言え現時点では話数のストックなどの部分で難しいとは思いますので、今後連載が続いていく中でそういった一報が聴けたらとても嬉しいですね!

そんな将棋マンガの新たな金字塔になり得る面白さの「バンオウ-盤王-」は現在少年ジャンプ+にて毎週金曜日連載中で、コミックスは3巻まで発行されています。

少年ジャンプ+では1話から3話までと、最新3話が無料で読むことができるので、ぜひ試し読みをしてみてください!

参考URL

https://dic.pixiv.net/a/%E3%83%90%E3%83%B3%E3%82%AA%E3%82%A6-%E7%9B%A4%E7%8E%8B-
https://books.google.co.jp/books/about/%E3%83%90%E3%83%B3%E3%82%AA%E3%82%A6_%E7%9B%A4%E7%8E%8B_1.html
https://shogi-portal.com/tips/bannou-matome/
https://booklive.jp/review/list/title_id/1315100/vol_no/001