導入文

本記事では、アニメ『かいけつゾロリ』シリーズで第2作目から使われているタイトル『まじめにふまじめ かいけつゾロリ』の意味や背景をわかりやすく解説します。あわせて、ゼッコーチョー編で描かれるゴルフ大会のエピソードのあらすじと見どころも紹介。コミカルな言い間違いからトリッキーなコース攻略まで、作品の魅力をギュッとまとめました。

まじめにふまじめ かいけつゾロリとは?

『まじめにふまじめ かいけつゾロリ』は、テレビアニメ『かいけつゾロリ』のシリーズにおいて、第2作目から用いられているタイトルです。制作はサンライズ(現・バンダイナムコピクチャーズ)。『ケロロ軍曹』や『ガンダム』など数多くの人気作を手がけるスタジオとして知られています。

第1作は従来どおり『かいけつゾロリ』のタイトルで放送。第2作ではナジョーの封印を解く物語が展開し、第3作ではプラス電気ウナギといたずら王を探す旅が描かれます。シリーズを象徴する軽快なギャグと冒険要素はそのままに、スケール感と遊び心がさらにパワーアップしています。

あらすじ(ゼッコーチョー編・ゴルフ大会)

ゴルフ大会の発端

時系列はゼッコーチョー編。マイナス電気ウナギといたずら王を探す旅の途中、ゾロリたちは伝説のプロゴルファー・アーノルド・バーガー主催のゴルフ大会の告知を目にします。自作の究極コースで競い、優勝者にはお宝を進呈するというもの。お宝を狙うゾロリは、迷わず大会に参加することを決めます。

言い間違いの小ネタ

ゾロリは大会主催者の名前を最初はナルトバーガー(なると入りハンバーガー)と言い間違え、仲間からアーノルド・バーガーだと突っ込まれます。さらに、お宝を黄金のハンバーガーと勘違いしてしまい、再びツッコミの的に。コミカルなやり取りが序盤の見どころです。

予選ラウンドの展開

予選は4人1組で実施。ボールをなくすとロストとなり失格です。ピンボールをモチーフにしたコースでは、穴に落ちると即ロスト。ゾロリは上段の端にボールを乗せるものの、風で落ちかける場面もありつつ、なんとか切り抜けます。トランポリンやワニのギミックが続く難関コースで次々と脱落者が出るなか、勝ち残ったのはゾロリと、彼を見下すゴルファー・チャンポの2人でした。

決勝コースの攻防


  • ボウリングコース:倒れないピンが立ちはだかるコース。強く打つと跳ね返り、ボールは森へ。チャンポは強打して森行きかに見えますが、実は仲間のタヌキが木をたたいて別のボールをホールへ投げ入れる不正をしていました。ゾロリの打球もパチンコで弾かれた痕跡が発覚し、不正が明るみに。



  • モヒカンコース:勢いがないと滑り落ちてラフになる難所。ゾロリはサインを決めてショット。イシシとノシシが磁石で鉄球を吸い寄せ、妨害をうまく回避します。



  • トイレコース:タヌキがゾロリのボールを引き寄せようとするも、イシシとノシシが木の葉で妨害。ロストを免れます。



  • 谷のコース:タヌキはゾロリと同じマークのボールを大量投入し撹乱を図りますが、ノシシが鼻くそで目印をつけて見分ける機転を発揮。



  • パフェコース:クリームのバンカーにハマると脱出困難。チャンポはタヌキのコントロールでグリーンを狙います。一方のゾロリは、バターで打球に勢いを与え、炎でアイスを溶かして道を切り開く妙手。ボールは上から飛び出してそのままカップインし、見事ホールインワンを決めます。


景品と大会の目的

優勝景品は、主催者が作ったゴルフ場の会員証。この大会の真の目的は、アーノルド・バーガーと一緒にラウンドできるプレイヤーの選抜でした。

オチ

大会が終わったあとも、プッペはプレーを続行。スタッフに終了を告げられてもやめず、ゾロリたちは彼の存在をすっかり忘れていたことに気づき、向かうところで物語は幕を閉じます。

まとめ

『まじめにふまじめ かいけつゾロリ』は、タイトルどおり真面目で不真面目な笑いと冒険が同居する痛快作。ゼッコーチョー編のゴルフ大会回は、言い間違いのギャグ、不正を見抜く展開、トリッキーなコース攻略など、見どころ満載です。気になった方は、アニメ本編や原作で名場面をチェックしてみてください。あなたの好きなコースや名シーンも、ぜひコメントやSNSで教えてください。