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ぽたぽた焼のおばあちゃんがリニューアル!イラスト描いたのは誰?評判はどうなの?

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ぽたぽた焼き、大好き…
今も定期的に摂取してるよヽ(^o^)丿

摂取て…
まぁでもほんとにおいしいよね。
でも見慣れたあのおばあちゃんのイラストがリニューアルされるみたいだよ。

長く愛されているおばあちゃんのイラストが現代風に

亀田製菓の看板商品である「ぽたぽた焼」を8月上旬からリニューアルすると発表され、誰もが目にしたことがあるであろう「おばあちゃん」のイラストが新しくなる事になりました。

1986年に発売され、その間も味やパッケージを変更がされてきたぽたぽた焼。
商品のトレードマークともいえる「おばあちゃん」は1986年の発売開始以来、37年ぶりに初めておばあちゃんのイラストレーターが変更されるということです。

亀田製菓はプレスリリースにて
「発売当時のお子さまが子どもを持つ親世代となり、三世代に渡って認知される商品となった今でも、おいしさはもちろん『ぽたぽた焼』の世界観がもたらすノスタルジーや温もりを維持してきました。今回は、新しい時代の家族にも進化し続ける『ぽたぽた焼』を楽しんでいただきたいと考え、パッケージをリニューアルすることにいたしました」
と発表しています。

新旧パッケージのイラストレーターさんは?

旧パッケージのおばあちゃんのイラストを手掛けていたのはモリミワコさんという方で、ネットに存在する情報では2006年に「まよなかのキッチンパーティー」という一冊の絵本をされていることが確認できました。

その絵本に書かれているプロフィールによると
「イラストレーター。東京都新宿区生まれ。武蔵野美術大学造形学部卒業。パッケージデザインのイラスト制作を手がける。「おばあちゃんのぽたぽた焼」(亀田製菓)のイラストレーションは代表作」
との事です。

モリミワコさんにより淡い水彩タッチで描かれたおばあちゃんのイラストは、優しさや親しみやすさを感じさせる、長きにわたり愛される理由がわかるようなイラストですね。

今回の新しくなったおばあちゃんのイラストを手がけたのは人気絵本作家のヨシタケシンスケさんです。

ヨシタケシンスケさんは1973年、神奈川県生まれで、筑波大学大学院芸術研究科総合造形コース修了しています。

2013年に初のオリジナル絵本作品「りんごかもしれない」を刊行します。
“りんご”をめぐる様々なアイディアが展開する、筋立てのない絵本で「発想絵本」とされました。

その後も“自分”について考える「ぼくのニセモノをつくるには」、“死”について子供の視点で思う「このあとどうしちゃおう」といった発想絵本シリーズを刊行しており、その独自の作風が子供に人気の絵本作家さんなのです。

そんなヨシタケさんの絵本を目にしたことがあるお父さんお母さんもいらっしゃるかと思います。

新しいおばあちゃんのイラストにヨシタケシンスケさんは
「一緒にぽたぽた焼を食べながら、こんな顔で話を聞いてもらえたらうれしいだろうな、と思い、描きました。」
とイラスト付きのコメントをしています。

新しいパッケージにはおばあちゃん以外にもぽたぽた焼を頬張る小さな女の子とそのお父さんや、買い物中の母親と男の子などが描かれており、おばあちゃんの孫なのかなと想像することができます。

新旧のイラストを比較すると、おばあちゃんの髪型や服装などは大きく雰囲気を変えるものではありませんが、イラストレーターさんの絵柄が強く打ち出されています。

モリミワコさんの描く水彩タッチの淡く、おばあちゃんの優しさが伝わってきそうなテイストの絵柄から、ヨシタケシンスケさんの線のしっかりした、現代的ながらもおばあちゃんの人柄を感じさせる味のあるイラストになっています。

リニューアルに際する色々

今回のパッケージはパッケージデザインはイラスト以外はほぼそのままのリニューアルとなりますが、

小袋裏面の「ぽたぽたおばあちゃんのちえ袋」もリニューアルされるとの事です。

亀田製菓によると
「今回のパッケージリニューアルに合わせて「ぽたぽたおばあちゃんのちえ袋」もリニューアル。ヨシタケシンスケさん作画の「おばあちゃん」が昔ながらの知恵や現代のライフハック、なぞなぞクイズを紹介します。『ぽたぽた焼』を食べながら読んでほっこりしたり、なぞなぞの答えを親子で一緒に考えたりするなど、家族のコミュニケーションコンテンツとしてぜひお楽しみください。」
との事です。

以前からあるものですが個包装されたお菓子でこういう遊び心があるとつい見てしまいますよね。

また今回のリニューアルに際してスペシャルサイトが開設されており、ぽたぽた焼の歴史として歴代のパッケージや、番外編としてメイプル味や塩キャラメル味(ともに現在終売)のパッケージを見ることができます。

昔の記憶にあるパッケージを探してみるのも面白いですね。

また亀田製菓では、今月から順次「ぽたぽた焼」を含む20商品の価格改定を発表しており、小売店の店頭では6%から16%程度の値上げになる見込みです。

我々消費者としては痛い話ですが、最近の原材料費の高騰を踏まえると、会社としても苦渋の決断なのかもしれません。

リニューアル発表後のネットの評判は…

今回のリニューアルに関して、ネット上で情報を集めていた際に見ることができた評判ですが、

「ぽたぽた焼のおばあちゃんのデザイン変更と聞いて、新しいおばあちゃんのデザインもとても可愛いんだけど、小さい頃からご近所付き合いの長かったご老人ともう会えなくなってしまった時と同じさみしさを感じている」

「今までのおばあちゃんが、そのままヨシタケシンスケさん風味になった感じで「おばあちゃん、令和に合わせて『あっぷでぇと』しちゃったわよ〜これからもモリモリおせんべ焼くわよ〜」って感じで好き」

「新デザインはヨシタケシンスケさんの絵だから「この絵知ってるー!買ってー!」と手に取る子どもも多そう」

といった寂しいながらも好意的な意見も多数見受けられました。

一方で、

「うーん、ホッコリする絵だけど前の方がいいなぁ。ちょっと違和感。ずーっとそれで良かったのに、ましてや売れていたのに何故変えてしまうものが多いのだろう。」

「イラストとイラストレーターの主張が強すぎる」

「おばあちゃんはぽたぽたしちゃう?なんて言わない」

「おばあちゃんの絵、変わってしまうのか。 自分のおばあちゃんともう1回お別れするみたいで本当に寂しい。」

といった新イラストに否定的・旧イラストを支持する声も多く、今までのおばあちゃんのイラストが愛されていた事がわかります。

ただ今回のリニューアルの発表を見て「それはともかくとしてぽたぽた焼食べたい」と思った方が多いのではないでしょうか。話題を呼ぶ、という意味ではリニューアルの成功点といえるのかもしれませんね。

どちらの絵柄も好きだけどな~。
どっちでもぽたぽた焼きのおいしさは変わらないし!!

僕もぽたぽた焼き食べたくなってきたなぁ…
みんなもおやつにどうぞ!!