アニメ PR

映画「SAND LAND」感想(ネタバレあり)

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

映画SAND LAND、やっと見ることができました!
鳥山明先生の作品が大好きな私にとっては、非常に楽しみな映画でした。
今回は、そんなサンドランドの感想を書きたいと思います。
完全に個人的な感想なので、参考程度に…

SAND LANDはおもしろかったのか?

結論!!

おもしろかったー!!!

絵、ストーリー、バトルアクション等々、私的には大満足の内容でした!!

原作を読んだことがなくても楽しめる作品というのがまたいいですね(^^♪

ドラゴンボールを見慣れている方からすると、「なんかバトル少なくね?」となるかもしれませんが、そもそも私はSAND LANDはそのストーリーを楽しむものだと思っているので、全然気になりませんでした。

ここからは、SAND LANDのあらすじなどをまじえながら、ネタバレ感想を書いていきますので、ネタバレされたくないって人は回れ右でお願いしますm(__)m

あ、ちなみに、新鮮な気持ちで楽しみたかったので、前情報(キャストとか)ほぼなしで行きました!

あらすじ

魔物も人間も水不足にあえぐ砂漠の世界<サンドランド>。
悪魔の王子・ベルゼブブが、魔物のシーフ、人間の保安官ラオと奇妙なトリオを組み
砂漠のどこかにある「幻の泉」を探す旅に出る―。

https://sandland.jp/より引用)

鳥山明先生の作品って、Dr.スランプしかり、ドラゴンボールしかり、人間だけが登場人物じゃないというのが魅力的ですよね。

ドラゴンクエストのモンスターデザインも手掛けるぐらいですから、魔物のデザインもこれまた秀逸で…

本当におもしろい!!

登場人物(ネタバレあり)

ベルゼブブ

CV:田村睦心さん!
ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャンでエルメェス役を演じていましたが、もちろんエルメェスの時とは雰囲気もガラッと変わり、いかにもいたずらが好きそうなベルゼブブらしい、かわいくも、かっこよさが見え隠れする声でした。

心を読む、脳で会話する、闇の力を蓄えるなど、悪魔らしい力もあり。
何とも憎めないキャラクターなんですよね。

バトルでも、次々に相手を倒していく姿は爽快です!やさしいんだよなぁ…笑

スピードや跳躍力もすさまじく、シャークとの追いかけっこはちょっと笑いました。
シャークが時速180㎞/h出せるらしいんですが…いや、お前の方がよっぽど人間離れしとるがな!!って感じ笑

ラオ

CV:山路和弘さん!
シブ~いその声は、ラオにぴったりでした。
山路さんと言えば、ジェイソン・ステイサムの吹き替えですよね。もしSAND LANDが実写化されるなら、ラオはステイサム…?笑

さてさて、ラオさん。その正体は、国王軍の英雄シバという、スーパーエリート。というか、天才的に戦闘がうまい。地形・環境を駆使して、相手を圧倒する姿は、まさにシブい戦い方!!

30年前に騙されてピッチ人を襲撃してしまっていたり、奥さんをその時に亡くしていたりと、悲しい過去も背負っているキャラクター。

どこか憎めないベルゼブブとシーフと、信頼関係を築いていく過程も、見逃すことができません。

シバは破壊神シヴァからとってるのか…SAND LANDは名前の由来がわかりにくい…
知ってる人いたら教えてね!

シーフ

CV:チョーさん!
ブルックなんだけどブルックじゃない!ちゃんとシーフなんだよなぁ。当然だけど笑

物知りで記憶力もいい。サンタ姿で盗みに入るのは、ほんとシュールwww
髪の毛の乱れを気にしているのも、見た目とのギャップがあってGOOD!

車や戦車の運転ではベルゼブブ以上にはしゃぐ一面も…

結局ほぼ運転手みたいな役割に収まっちゃうけど、物語の核心に迫っていく、ピッチ族の事件の真相を話すという重要な役割を忘れてはいけない。

サタン

CV:大塚明夫さん!
見た目はほぼダーブラ笑
ていうかバキの勇次郎やん!!となって、なんか可笑しくなっちゃった笑

ちょっとしか出てこないのが残念。

アレ将軍

CV:鶴岡聡さん!
無職転生のザノバ~!!テニプリの樺地~!!

もうね、アレ将軍がMVPなんですよ!誰が何と言おうと、彼がいなければこの作品はダメなんです。

髪型とかで、ギャグキャラかと思いきや、本当にまじめで、思いやりのある人物なんですよね…しかも頭も回る!

最終的に大将軍になり、この国は大丈夫だなぁと思わせてくれた人物です。

ゼウ大将軍

CV:飛田展男さん!
最近だと、山田くんとLv999の恋をするの鴨田さんを演じてましたね。

鴨田さんとは打って変わって、最悪の男ゼウ!!
自分の利益のためには手段を選ばない、本当に最低な男です。

原作では、もしかしたら死んだのでは?と思わされる描写でしたが、戦闘シーンも追加され、死んではいないようですね。

乗ってる機械がまたおもしろいというか、鳥山明先生っぽいマシンなんですが、最終的にオムツマシンになるので、なんとも情けない姿でやられてしまいます。

※オムツマシンは個人的見解です。

スイマーズ・パパ

CV:杉田智和さん!

ただの杉田笑

というのは冗談で、最終的にいい働きをしてくれるんですよ!
ダム破壊は、スイマーズありきなんだなぁ…

いいキャラしてるぜ!!

ストーリー(ネタバレあり)

ベルゼブブ、シーフ、ラオの3名で幻の泉を探しに出発。

道中、車が故障し、国王軍から戦車を盗む。

アレ将軍が乗っている王国の飛行船に追われるものの、ラオの機転とベルゼブブ・シーフの協力で、飛行船を打ち落とす。

アレ将軍は、ゼウ大将軍に報告。ラオたちに懸賞金がかかり、かつ、ラオの正体が伝説のシバ将軍であると判明する。

シバ将軍は、30年前に大量破壊兵器をつくっていたピッチ人を殲滅した際に、爆発に巻き込まれて死亡したとされていた。また、その際に妻テリアとアレ将軍の父も亡くなっている。

しかし、シーフがピッチ人の真実をラオに伝える。ピッチ人が作っていたのは、水をつくるマシンだった。

つまり、国王およびゼウ大将軍が、水という生活に必要不可欠なものを独占するのに、邪魔だった存在を消したかったのだ。

旅の道中で、生き残ったピッチ人と幻の泉を発見するが、ラオはそっとしておこうと、ベルゼブブに提案。彼らは国王軍が独占しているであろう水源に向かう。

干上がった川をたどっていくと、そこにあったのは巨大なダムだった。

ゼウ大将軍は、何としてでもダムを守るべく、虫人間を開放。ベルゼブブは苦戦するが、切れることで自身の本来の力を発揮し、虫人間たちを倒した。しかし、虫人間に内蔵された爆弾を起爆させられ、ダメージを追い、気絶してしまう。

その間、ゼウ大将軍に迫っていたラオは、銃撃戦の末、ゼウ大将軍を追い詰めるが…逃げようとするゼウ大将軍を止めたのは、アレ将軍の戦車の一撃だった。

とどめを刺すかと思われたが、ラオは銃弾を外し、ゼウ大将軍を生かそうとする。しかし、それでも懲りないゼウ大将軍は、反撃しようと試みるが、気が付いたベルゼブブに空の果てまで殴り飛ばされてしまうのだった…

ダムは戦車とスイマーズの砲弾で無事破壊。

SAND LANDに平和が訪れた。

鳥山先生のメカデザインなど、見どころは満載だと思います。
まだ見てない人はぜひ劇場へ!!