はじめに
こんにちは、Mです。最近はなかなか眠れない日が続き、めまい(眩暈)を感じることが増えてきました。同じ悩みを抱える方も多いのではないでしょうか。この記事では、めまいの仕組みと、日常でできる食事・水分補給の工夫をわかりやすくまとめました。つらいめまい対策のヒントにしてください。
めまい(眩暈)のメカニズム
私たちの体は、内耳と脳が連携し、姿勢やバランスを保っています。この平衡機能が乱れると、ふらつきや回っているような感覚=めまいが起こります。内耳や脳に異常が生じたり、情報の伝達にズレが生まれると、実際には動いていないのに動いているように感じることがあります。
三半規管と耳石器の役割
内耳には、回転を感知する三半規管と、体の傾きや重力を感知する耳石器があります。これらの情報が目、筋肉、関節からの情報と統合され、脳でバランスが制御されます。平衡機能のどこかに障害が起こると、めまいが生じやすくなります。
回転性めまいと浮動性めまいの違い
- 回転性めまい:景色がぐるぐる回るように感じるタイプ。平衡機能に急な強い障害が起きたときに起こりやすい。
- 浮動性めまい:ふわふわする、ふらつくなどの不安定感が続くタイプ。平衡機能の障害が徐々に進むときに見られやすい。
めまいに良いとされる食べ物・栄養素
食事で不足しがちな栄養素を補うことは、体調全体を整えるうえで役立ちます。めまいの根本原因によっては医療的な対応が必要ですが、以下の栄養素は日常のセルフケアとして取り入れやすいので参考にしてください。
意識したい栄養素と食品例
- マグネシウム:魚介類、海藻、穀類、野菜、豆類 など
- ビタミンB1:豚肉、魚介類、大豆 など
- ビタミンB2:納豆、レバー、うなぎ など
- ビタミンB6:まぐろ、かつお、バナナ、ナッツ類 など
- ビタミンB12:あさり、しじみ、青魚 など(神経のはたらきを支えます)
- 鉄分:牛肉、レバー、赤身の魚、あさり、緑黄色野菜 など
- カルシウム:小魚、豆・豆製品、緑黄色野菜、乳製品、ひじき など
- タンパク質:肉、魚、卵、大豆製品、乳製品(代謝を支え、体を温める助けに)
- DHA・EPA:まぐろ、さんま など(めぐりのサポートに)
水分補給のポイント
水分不足は血流が悪くなる原因の一つです。ミネラルウォーター、スポーツドリンク、味噌汁などでこまめに補いましょう。冷たい飲み物は胃腸を刺激しやすいので、温かい飲み物や常温〜ぬるめの水がおすすめです。
筆者の実践メモ
私自身は、最近バナナ、アーモンド、サバの水煮缶を取り入れています。手軽に食べられて続けやすいので、忙しい日でも無理なく栄養補給ができます。
すぐにできるセルフケアと受診の目安
- 睡眠リズムを整える(寝る・起きる時刻をなるべく固定)
- 急に立ち上がらず、体勢を変えるときはゆっくり動く
- 画面の見過ぎを控え、首・肩のこりをストレッチでケア
- アルコールやカフェインのとり過ぎに注意する
- めまいの起きた時間、きっかけ、食事内容などをメモして受診時に備える
こんな症状があれば早めに受診を
- 耳鳴り・難聴・耳の閉塞感を伴うめまい
- 激しい頭痛、ろれつが回らない、手足のしびれ、意識が遠のくなどの神経症状
- 嘔吐が止まらない、数時間以上めまいが続く、頻繁に再発する
不安なときは無理をせず、耳鼻咽喉科や神経内科などの医療機関に相談しましょう。急を要する症状がある場合は速やかに受診を。
まとめ
めまい(眩暈)は、内耳と脳が担う平衡機能の乱れが関係します。まずは食事と水分補給を整え、無理のない範囲でセルフケアを続けていきましょう。症状が強い、長引く、繰り返す場合は早めの受診が安心です。
次回は「睡眠」についても詳しく調べてご紹介する予定です。この記事が役立ったら、ブックマークやシェアで応援してください。感想やご質問もお待ちしています。


