ジャンプ＋連載「マリッジトキシン」が人気沸騰中！異色の婚活系バトル作品

マリッジトキシンとは？

「マリッジトキシン」は、静脈さん原作、依田瑞稀さん作画のマンガで、2022年4月に少年ジャンプ＋で連載をスタートしました。

2024年1月現在で7巻まで発刊され、2022年8月には「次にくるマンガ大賞2022」のWebマンガ部門にて第8位に選出され、2023年2月には全国書店員が選んだおすすめコミック2023のスピンオフ企画「出版社コミック担当が選んだおすすめコミック 2023にて5位を獲得しています。

あらすじとしては、殺し屋一族の末裔の婚活を描いている。裏稼業で生きてきた殺し屋「毒使い」の青年・下呂ヒカルが、実家から結婚し子供を残すことを迫られ、仕事のターゲットとして出会った結婚詐欺師・城崎メイをアドバイザーに婚活を始める…という、奥手な殺し屋と美人詐欺師を軸に描く“婚活バトル物語”となっています。

人気のポイントは？

マリッジトキシンの魅力を3つ上げるとすれば、
　・画力の高さ
　・異色のストーリー
　・個性豊かなキャラクター
でしょう。

特筆すべきはその画力で、高い画力で描かれたキャラクターの表情の移り変わりなどの描写やはもちろん、アクションでの演出や背景もかなり凝っており、ジャンプ＋連載作品の中でも屈指の画力と言えます。

特にヒロインである城崎メイがとても可愛らしくかつ美しく、作中でも男にモテモテなのもうなずけます。

また主人公が殺し屋、ヒロインが結婚詐欺師という、個性豊かなキャラクターたちが生きる独特の世界観が魅力で、試し読みできる一話目の冒頭2ページ読んだだけでその世界観の異色さと画力の高さがわかると思います。

さらにはストーリーも面白く、目の前のターゲットに求婚する主人公や、ヒロインが実は○○○だった、という読者の予想を裏切る展開や時折挟まれるぶっ飛んだギャグなど続々と起きていき、主人公の恋愛事情もアクションが映えるバトルシーンもスピード感があり、世界観を飽きることなく楽しめるのも魅力です。

少年ジャンプ＋では一巻分相当の1話から4話まで無料で読むことができるので、ぜひ一度読んでみてはいかがでしょうか？

豪華すぎる単行本帯コメにも注目

そんなマリッジトキシンにおいて特徴的なのが単行本についてくる帯におすすめのコメントが描かれている通称「帯コメ」で、多岐にわたる方のコメントが寄せられています。

単行本第1巻の帯には「鬼滅の刃」の吾峠呼世晴先生がコメントとイラストを寄せており、帯コメ効果もあってか第1巻の発売後にはすぐに重版がかかっています！

第2巻の帯コメは、「下呂がお菓子好きであり、劇中に実在の商品に似たお菓子が登場している」ことから、お菓子「大人のねるねるねるね」（クラシエフーズ）の開発担当者が推薦コメントを寄稿していて、さらにクラシエフーズとの特別コラボ企画として、抽選で「大人のねるねるねるね」が当たるプレゼント企画が実施されました。

第3巻では、依田先生がアシスタントを務めた経験がある「呪術廻戦」の芥見下々先生が描きおろしイラストと推薦コメントを寄せました。

第4巻の帯では「機動戦士ガンダム 水星の魔女」のキャラクターデザイン原案のモグモさんがイラストと推薦コメントを寄稿しています。

第5巻では、作品のファンであるウェザーニュースLiVEキャスターの檜山沙耶さんから帯コメントを寄せられています。

この他ジャンルに渡る帯コメントからはそれぞれの「マリトキ」愛が感じられる物となっており、本作の面白さ、人気がうかがい知れます。

コミックの表紙絵の美麗さと魅力的な帯コメントで手に取ってしまった人もいるのではないでしょうか。

アニメ化する？

2024年1月現在ではアニメ化の発表などはありませんが、人気があり魅力に富んだ作品なのでアニメ制作の可能性は高いと言えます。

もしアニメ化されたら作品の魅力であるキャラクターの可愛さやアクションシーンの迫力が期待できますね！

第1巻発売時にYoutubeの「ジャンプチャンネル」にて公式PVが制作されており、その中で下呂ヒカル役を伊東健人さんが、城崎メイ役を上田麗奈さんが担当されており、非常にキャラクターにマッチした声質と演技をされています。

アニメ化の際にはぜひともこの二人が続投してくれたら嬉しいですね。

そんな異色の婚活×バトル作品「マリッジトキシン」は少年ジャンプ＋にて毎週水曜更新され、コミック単行本は2024年1月現在7巻まで発売中です。