「信じていた仲間達にダンジョン奥地で殺されかけたがギフト『無限ガチャ』でレベル9999の仲間達を手に入れて元パーティーメンバーと世界に復讐&『ざまぁ!』します!」
驚異の80文字!通称「無限ガチャ」のコミカライズ版の紹介をさせていただきます。
小説家になろうでも大人気の作品
原作の明鏡シスイ先生がWeb小説投稿サイトの小説家になろうにて2020/04より投稿が開始され、
2023年11月時点で小説が8巻、コミックス9巻まで刊行されています。
作品の概要としては
人種ライトは、信じていた仲間達『種族の集い』リーダーからダンジョンで追放宣告を受ける。
この世界では人種、獣人種、竜人種、エルフ種、ドワーフ種、魔人種の6種が存在した。その中でも人種はレベルが上がり辛く一般的に他種族から見下され、差別を受けていた。
『種族の集い』はそんな差別を払拭するため各種族が集まったパーティーだったが――実際は裏の目的があった。
仲間に裏切られ、最凶のダンジョン『奈落』の底に突き落とされた少年・ライト。彼に残されたのはゴミだと思われたスキル『無限ガチャ』のみ!最悪な状況から少年の逆転劇が始まる!!!
「小説家になろう」四半期・月間・週間・日間すべて第一位の最強“ガチャ”ファンタジー!
となっています。
タイトルの長さで辟易する方もいらっしゃるかもしれませんが、それで敬遠するにはちょっと勿体ない内容です。ぜひ試し読みしてみることをおすすめします!!
「なろう」らしさにあふれたテイストでサクッと読める
コミカライズは大前貴史先生が担当されており、原作の世界観を膨らませている作画クオリティの高さが印象的で、ダンジョンや森などの背景、モンスターの描写も手の込んだ物で、しっかりとダークなファンタジーの世界観に入り込める印象です。
また女性キャラクターも多く登場し、主人公の味方となっていくいわゆるハーレム要素があるのですが、そんな彼女たちも魅力的に描かれています。
また大割のコマが多くやすいのも印象的で、設定を詰め込むために1ページの読みやすさが失われがちな他のなろう原作漫画と比べると非常に読みやすい印象です。
なろう作品のジャンルとして人気の高い「追放」ものですが、その導入は主人公ライトに対する扱いの豹変ぶりはかなり胸糞が悪く、描写の上手さも相まって、瀕死のライトの絶望は読んでいて心苦しくなるほどです。
登場するキャラクターには「レベル」が設定されており、最初のパーティ所属時のライトのレベルは15です。パーティーメンバーは上はレベル512から一番下でも151とライトよりも遥かにレベルが高く、更には種族の差もある事から圧倒的な実力差がさらに絶望を加速させます。
ですがその分、後から回収される「ざまぁ」要素は非常にスカっと描かれているので、あまり深く考えずに読み進めていくことをおすすめします。
そして瀕死のまま掛かってしまった転移トラップの先にはレベル1000のスネークヘルハウンドが生息しており、瀕死のライトの血の匂いを嗅ぎつけ、その牙が近づきます。
ライトは死にたくない一心で無我夢中でガチャを繰り返し、絶体絶命と思われた時に巨大な魔法陣が開き、まばゆい光りの中から出てきた人影がスネークヘルハウンドを一蹴します。
出てきたのは無限ガチャ「SURカード レベル9999探求者メイドのメイ」で瀕死のライトを甲斐甲斐しく世話します。
メイによりライトの能力を検出した所、ライトの「無限ガチャ」は空気中の魔力を吸収しカードに排出する能力で、地上では魔力濃度が薄く高レアリティの出現確率は0に近く、魔力濃度の濃いダンジョン最下層ではその確率が跳ね上がるというものでした。
ライトは復讐を達成するための仲間と、自身の王国を作るために再び世界最大最強最悪のダンジョン「奈落」最下層で「無限ガチャ」のボタンを押す・・・そして復讐の旅が始まる──────という導入となっています。
ここまでがマンガ版の第2話までの内容で、こちらはマガジンポケットで読むことができ、続く3話まで無料で読むことが出来ます!
ちょうどライト反撃の狼煙を上げ行動開始するという所まで無料で読む事ができ、とても続きが気になるかと思います。
こんな人におすすめ!
・王道なろう作品が好きな人
・ハーレム物が好きな人
・チート系が好きな人
・スカっとする復讐作品・ざまぁ物が好きな人
・成り上がり作品が好きな人
そんな「信じていた仲間達にダンジョン奥地で殺されかけたがギフト『無限ガチャ』でレベル9999の仲間達を手に入れて元パーティーメンバーと世界に復讐&『ざまぁ!』します!」のコミカライズ版はマガポケにて毎週火曜日更新、1話から3話は無料で読むことができるのでぜひチェックしてください!
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